小中高生、8割以上が部活に所属…ニフティキッズ調査

 ニフティは2025年3月21日、子供向けサイト「ニフティキッズ」において、「部活」に関するアンケート調査結果を公開した。小学生の80.1%、中高生の86.2%が学校のクラブや部活に所属。小学生では、図工・美術・イラストが人気を集め、中高生では吹奏楽部が多かった。

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みんなのホンネ調査レポート「部活」
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 ニフティは2025年3月21日、子供向けサイト「ニフティキッズ」において、「部活」に関するアンケート調査結果を公開した。小学生の80.1%、中高生の86.2%が学校のクラブや部活に所属。小学生では、図工・美術・イラストが人気を集め、中高生では吹奏楽部が多かった。

 調査は2025年1月7日~2月3日、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に実施した。有効回答数は1,914件。

 学校のクラブや部活について、小学生の80.1%、中高生の86.2%が所属していると回答。小学生のクラブ活動では、図工・美術・イラストや家庭科・手芸などの文化系のクラブが人気を集め、スポーツ系ではバドミントンが5.7%と最多。僅差でダンスが5.5%と続いた。

 中高生では、吹奏楽がもっとも人気が高く、ついで美術、テニス、バレーボールという結果となった。中高生の入部のきっかけとしては、「体験入部や見学で気に入った」「活動が楽しそうだった」などが上位にあげられ、実際の体験が部活選びの重要な要素となっていることがうかがえる。

 一方で、部活をやめた理由としては「人間関係に疲れた」(57.8%)が最多で、子供たちの部活動における人間関係の難しさが浮き彫りとなった。また、「部活が体力的に厳しいから」という理由も多く、勉強や習い事との両立が難しいのかもしれないとしている。

 土日の活動については、「土日どちらかは活動」が57.0%と過半数を占め、「土日両方活動」の9.4%とあわせると66.4%となり、多くの中高生が休日も部活動に時間を費やしていることがわかった。

 家庭から勧められた部活では、吹奏楽がもっとも多く、ついで陸上、バスケットボール、テニス、バドミントンとスポーツ系の部活が続いた。しかし、41.5%の子供たちは「おうちの人に勧められたことはない」と回答しており、子供たちの自主的な選択を尊重する家庭も多いことがわかる。

 部活に所属して良かったこととしては、たくさんの友達や先輩、後輩に出会えること、団結力が深まることなど、技術が身に付くことや人間関係の幅が広がることなどがあげられた。

《吹野准》

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