小学館では、「東大生が考えた魔法の算数ノート」シリーズの第2弾、「東大生が考えた魔法の算数ノート 文章題なっとQ〜」を刊行した。 昨年9月に刊行された「東大生が考えた魔法の算数ノート なっとQ〜」は、小学3年生〜6年生を対象とした問題集。東大生がナビゲーターキャラクターとして登場し、「問題を解く」「問題をつくる」「問題を説明する」の3つのステップで、算数に必要な「思いつく力=目的力、発想力、段取り力」と「考え抜く力=構成力、試行力、伝達力」を身につけられるような構成となっている。同書の読者からは、「ゲーム感覚で算数が得意になっていた」など、好評を得ているという。 今年9月に刊行となった第2弾は、読者の要望が多かった文章題編。文章題を解くために必要となるのは「設計図を読み解く力」、すなわち問題文を読み、答えをしぼりこむための条件を見つけ、そして答えまでの道筋をイメージする力だという。 同書では、Q1〜11で設計図を見抜くための3つの力を身につけ、Q12〜19で設計図をあばく練習をし、Q20〜22で総仕上げをする全22問を収録。「計算力はある、でも文章題が苦手」という子どもにぴったりな問題集となっているという。◆東大生が考えた魔法の算数ノート 文章題なっとQ〜太田あや編/南部陽介・木村俊介・萩原利士成著価格:1,050円体裁:B5判並製 112ページ オール2色ISBN:978-4-09-253567-1【目次】問題1 グループに分けてみよう!(仲間分けを理解する問題)問題2 色分けしてみよう!(仲間分けを理解する問題)問題3 便利な時間割をつくろう!(仲間分けを理解する問題)問題4 あの子が好きな男の子はだれ?(仲間分けを理解する問題)問題5 関係を理解しよう!(図をかいて整理してみよう)問題6 いちばん近い道はどれ?(図をかいて整理してみよう)問題7 オセロに勝ためには?(総当たりしてみよう)問題8 お母さんの年はいくつ?(総当たりしてみよう)問題9 ハギーが最下位のとき、一番はだれ?(総当たりしてみよう)問題10 お団子の数はいくつ?(ルールを見つけよう)問題11 ゲームの必勝法を見つけ出せ!(ルールを見つけよう)問題12 ハチマキの色、分かるかな?(条件を見つけよう)問題13 キム兄、プリンづくりに苦悩する(条件を見つけよう)問題14 家から学校までの距離は?(条件を見つけよう)問題15 うまく伝えられるかな?(条件を見つけよう)問題16 条件を見つけてグループ分けしよう!(条件を見つけよう)問題17 本だなの本を整理せよ(文章題の設計図を理解しよう)問題18 ナン部長はお寿司をどれだけ食べた?(文章題の設計図を理解しよう)問題19 同じ問題を探せ!(文章題の設計図を理解しよう)問題20 何%の食塩水ができるかな?(文章題にチャレンジ)問題21 食塩水の組み合わせを選べ(文章題にチャレンジ)問題22 何%の食塩水を混ぜているかな?(文章題にチャレンジ)