河合塾、入試難易予想ランキングを更新&志望動向の分析

 河合塾が運営する大学受験情報サイト「Kei-Net」は10月5日、「第2回全統マーク模試からみる入試難易予想ランキング表」を更新した。

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大学入試情報(2012年度入試情報)
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 河合塾が運営する大学受験情報サイト「Kei-Net」は10月5日、「第2回全統マーク模試からみる入試難易予想ランキング表」を更新した。

 入試難易予想ランキング表は、2012年度の各大学の入試難易度を、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるボーダーラインを基準に、学部系統別に難易度の高い順に一覧表示したもの。ボーダーラインは同塾が8月に実施した第2回全統マーク模試の10月時点の結果に基づいて算出されている。

 国公立大学では、「文・人文学系」「社会・国際学系」「医・歯・薬・保健学系」などの学部系統ごとに、センター試験の得点率で表したボーダーラインが高い順に大学名(学部–学科)を掲載。また2次試験における偏差値も付記されている。

 私立大学では学部系統ごとに、「一般方式」「センター利用方式」のそれぞれについて一覧表が掲載されており、一般方式ではボーダー偏差値、センター利用方式ではセンター試験の得点率により、高い順に大学名(学部–学科)を掲載している。

 またKei-Netでは、2012年度入試動向を河合塾の視点から分析した「2012年度入試概要分析」をPDFで公開しており、その中で「第2回全統マーク模試」における志望動向を解説している。

 それによると、国公立大全体の志望者数はほぼ前年並み。学部系統別では、「医・歯・薬・保健」系が前年比105%、「理」学系と「教育-教員養成課程」が前年比104%と人気だという。

 私立大でも全体の志望者数は前年並みの水準となり、入試方式ではセンター利用方式が前年比102%と増加傾向にあるという。学部系統別では、「医・歯・薬・保健」「生活科学」系など、資格取得につながる系統が人気を集める一方、「法・政治」「経済・経営・商」学系では、大きく志望者を減らし、人気の低迷が伺えるとしている。
《田崎 恭子》

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