大学入試センターは1月20日、平成24年度大学入試センター試験において得点調整を行わないことを発表した。平成23年度も実施されなかった。 得点調整は、センター試験の本試験において下記の科目間で、原則として、20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差にもとづくものと認められる場合に行われる。・地理歴史の「世界史B」「日本史B」「地理B」の間・公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間・理科の「物理I」「化学I」「生物I」「地学I」の間 平成24年度大学入試センター試験では、公民のうち平均点が最高であった「倫理」(69.00点)と最低であった「現代社会」(52.10点)の点差16.90点が最大で、地理歴史の「日本史B」(67.94点)と「世界史B」(60.96点)が6.98点、理科の「地学I」(69.49点)と「化学I」(64.00点)が5.49点の点差となった。 大学入試センターは18日に続き、「平均点等一覧(中間集計その2)」も公開した。