国際教育研究機関IEE(Institute of International Education)の調査によると、2010年9月〜2011年8月の1年間に日本から米国に留学した生徒は、前年同期に比べ14%の減少にあるという。その一方、中国やインドなどの新興国から先進国への留学生は増え続け、自国以外の高等教育機関で学ぶ学生が増え続けているのが国際的現状。そういった環境の中で、日本国内での「秋入学」移行への議論も踏まえ、教育の質を伴った留学生受け入れ態勢を模索するための未来像を模索する。
シンポジウムでは、IEEの代表であるDr. Allan Goodman(アラン・グッドマン博士)を講演者として迎え、留学生と教育交流の世界的動向などを分析する。そのうえで、明治大学など日米の大学のケーススタディーなども交え、日本の大学の在り方について意見交換をするという。