筆まめは、子どもたちが簡単に新聞をつくれる学習支援ソフト「スクール版 子ども新聞編集長」を3月16日に発売すると発表。調べたことや考えたことを新聞形式にまとめることにより、「表現力」や「考える力」を伸ばすことができるという。 今年度より実施されている文科省の「新学習指導要領」では、各教科において言語活動の充実を図るよう示されている。同ソフトは、書くことやまとめること、表現することの指導例として、新聞の形式をとったという。小中学校向けの学習支援ソフトとして発売される予定で、個人またはグループで1紙の新聞を簡単に作成できるようになっている。 機能はシンプルにまとめられており、大きなボタンで直感的に操作できるのが特徴。80点のひな形が用意されているうえ、見出しや記事、イラスト、写真の貼り付けなどがすべてドラッグ&ドロップで可能。操作画面も、ひらがなモードと漢字モードに設定でき、小学校低学年の授業にも取り入れることができる。 さらに、「いつ、どこで、誰が、なにを、なぜ、どうした」の「5W1H」の要素を意識できる記事作成機能も用意。大事なことを漏らさない表現能力を身につける学習ができるという。表やグラフの作成ツールもあり、言語だけではなく、グラフなどを取り入れて表現する能力もつく。 「スクール版 子ども新聞編集長」は、Windowsのみ対応。ライセンス数により価格は異なるが、最少5ライセンスで40,320円となっている。