茨城県は2月21日、日本地学オリンピック「とっぷ・レクチャー」の聴講者募集について発表した。 同イベントは、3月25日から27日にかけて筑波研究学園都市にて開催される「第4回日本地学オリンピック大会本選」の研修講演を一般公開するもの。宇宙航空研究開発機構や産業技術総合研究所などの各研究機関から研究者を招き、地球惑星科学研究の最前線を高校生・中学生向にもわかりやすく解説していくという。 プログラムでは、衛星を利用した地球観測や地球温暖化の監視のほか、過去の巨大地震・津波や地震観測の最前線など、5つのテーマの講演が予定されている。 参加費は無料。参加申し込みは地学オリンピック日本委員会ホームページから事前登録となっている。なお、座席に余裕がある場合は当日参加も受け付ける。◆日本地学オリンピック「とっぷ・レクチャー」日時:3月25日(日)13:00〜17:00(12:30開場)場所:産業技術総合研究所共用講堂(茨城県つくば市東1-1-1)参加費:無料申込方法:地学オリンピックに本委員のホームページより【プログラム】・宍倉正展氏(産業技術総合研究所) 過去の巨大地震・津波を探る・青井真氏(防災科学技術研究所) 地震観測最前線 -震災軽減を目指して-・河野宜幸氏(宇宙航空研究開発機構) 地球観測 -衛星利用の最前線-・小熊宏之氏(国立環境研究所) デジタルカメラを使った生態系のモニタリング・石原幸司氏(気象庁地球環境・海洋部/気象研究所)地球温暖化の監視について