大阪府寝屋川市の摂南大学は、2011年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)事業のひとつとして、寝屋川市立桜小学校の生徒を1日体験入学に招待すると発表。大学生が主体となり、楽しい科学教室やグループワークを行うという。 SPPは、小・中学生の科学技術、理科・数学に対する関心を高めるために科学技術振興機構が公募するプログラム。同時に、大学生側にとっては、社会活動の実践を通じて主体的に行動する力をはぐくむ「PBL型学生プロジェクト」のひとつとして1日体験入学に取り組むという。 午前中には、同大学のサークルメンバー25人がサポートする科学教室を実施し、ロボットビーストの組み立てなどが体験できる。午後には、チームワークの向上に役立つとされるゲームなどが予定されている。 摂南大学は、これまでも様々な科学講座を展開し、理科離れが懸念される現代社会の子どもたちに科学の楽しさを紹介してきたという。今回の1日体験入学でも、小学生の科学に対する興味、関心、知的探究心などをはぐくむことを目的としている。