東京都は3月27日、「平成24年度 東京都科学技術週間」の関連行事開催について発表した。 4月18日の「発明の日」を含む1週間(4月16日〜22日)は、科学技術に関し理解を深め、科学技術の振興を図る「科学技術週間」。例年、この期間中に全国で研究機関の公開、講演、展示会等を開催している。 東京都では、「未来のギアを回せ!Tokyo ふしぎ祭エンス2012」を4月21日に日本科学未来館、東京都立産業技術研究センター、シンボルプロムナード公園において開催するほか、試験研究機関等の施設を公開する。 「Tokyo ふしぎ祭エンス2012」では55団体が参加。主に小・中学生を対象に、宇宙エレベーター、ソーラーカーデザイン、ハイブリッド機関車の体験や科学実験教室などが行われる。また、工業高校やスーパーサイエンスハイスクール、試験研究機関の作品展示や研究紹介なども予定されている。 このほか、科学技術週間にちなみ、都民向け講演会と施設見学会を開催する。4月18日に東京都医学総合研究所において「たんぱく質からみた健康と病気」、4月20日に板橋区立文化会館小ホールにおいて「ことばのカラクリ〜脳に広がる言語のしくみと加齢〜」と題して最新の研究成果をわかりやすく解説する。講演会終了後は、東京都医学総合研究所と東京都健康長寿医療センター研究所での最新の研究技術や仕事内容を紹介する施設見学会が行われる。◆未来のギアを回せ!Tokyo ふしぎ祭エンス2012日時:4月21日(土)10:00〜17:00会場:日本科学未来館、東京都立産業技術研究センター、シンボルプロムナード公園(江東区青海)入場料:無料◆都民向け講演会と施設見学会「平成24年度第1回都民講座 たんぱく質からみた健康と病気」 会場:東京都医学総合研究所 日時:4月18日(水)14:00〜15:30 ※終了後30分程度、研究室見学会「ことばのカラクリ~脳に広がる言語のしくみと加齢~」 会場:板橋区立文化会館小ホール 日時:4月20日(金)13:30〜14:40 ※15:00〜16:30 東京都健康長寿医療センター研究所にて施設見学会