お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンターでは、公開講座「理科教育支援者養成プログラム」の受講者を募集している。 平成19年度から放課後の小学校に「放課後子ども教室」が設けられ、学習アドバイザーが子どもたちに勉強や文化活動を指導している。また、「理科支援員制度」を設けて授業中に実験の手伝いをしたり理科準備室の整備などを行っている。 同大学の「理科教育支援者養成プログラム」は、学習アドバイザーや理科支援員に理科の実験を身につけてもらい、小学校の理科教育を支援する人材を養成することを目的としている。 5月28日から3日間の日程で実施する「理科支援員コース」では、より良い理科の授業実現に向けて、教員との効果的な連携方法やそれに必要なコミュニケーション方法などを学ぶ「学校リテラシー」と、小学校の理科の教科書に記載されている「エネルギー・粒子領域」「生命・地球領域」単元における実験の効果的な支援方法などを学習していくという。 講座は各日とも、90分×3コマで構成されおり、受講後に、検定試験(5月31日〜6月6日の間に実施、所要時間約90分)を受検して合格すると、お茶の水女子大学より認定証が発行される。 なお、3月1日現在、理科支援員コースの検定合格者のうち22名が、理科支援員として活躍しているという(SEC調べ)。 受講希望者は、ホームページより申込書をダウンロードし必要事項を記入の上、メールで送信する。申し込み期限は5月13日。◆理科支援員コース研修内容:学校リテラシー、小学校理科実験講座:・5月28日(月)学校リテラシー(学習指導案の読み方等)・5月29日(火)小学校理科実験(エネルギー・粒子領域の内容等)・5月30日(水)小学校理科実験(生命・地球領域の内容等) ※各日とも10:30〜16:10(90分×3コマ)検定:5月31日(木)、6月1日(金)、6月4日(月)、6月5日(火)、6月6日(水)/10:30~、13:00~、15:00~※以上の日程内で調整して実施(所要時間約90分)開催場所:お茶の水大学募集人員:1回につき20名(最少催行人数5名)講習料:28,000円(実験材料費含む)検定料:15,000円(認定証発行手数料含む)