PCとUSBカメラで表情を操作できるアバターシステム、慶應理工学部が開発

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カメラから取得した画像と顔の検出結果
  • カメラから取得した画像と顔の検出結果
  • アバターシステムの動作結果(モデル:天羽ソラ(C)ISAO)
 慶應義塾大学(理工学部システムデザイン工学科)満倉靖恵准教授らの研究グループは23日、一般的なPCとUSBカメラ1台だけを用いて、人間の顔の向きや表情の変化を高速・高精度に計測する手法の開発に成功したことを発表した。

 従来、CGキャラクターのモーション生成には、「モーションキャプチャ」などの特殊な機材が必要とされてきた。とくに、顔のモーションは細かな表情や顔の向きを表現することが難しいと言われている。今回の手法では、特殊な機材を必要とせず、誰でも簡単にリアルタイムに画面上のキャラクターを操作できるという。市販のPCと安価なUSBカメラのみを使用し、ユーザーの顔を一度登録するだけで、カメラから計測された人物の顔の動きをCGキャラクターに簡単にオンラインで反映できる。

 顔の検出・追跡には、「時系列信号処理」の手法を応用し、目や鼻、口などに配置された特徴点を高速・高精度に追跡。さらに、表情の変形の仕方を統計・解析することで、顔の向きだけでなく、眉や口の動き、笑い、怒り、驚きなどの表情を遅れなしで表現できる。

 今後は、一般的なPCユーザー向けのモーション生成ソフトウェアの開発を目指すほか、ゲーム製作やウェブ対話システム、販促イベント、生放送などのさまざまな場面への応用や実装を進めていく予定だ。

慶大、一般的なパソコンとUSBカメラで表情を操作できるアバターシステムを開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

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