横浜市立大、学部大学院5年一貫教育プログラムが「理数学生育成支援事業」に採択

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 横浜市立大学は5月25日、文部科学省の平成24年度「理数学生育成支援事業」に、同大学の「YCU型高大院一貫科学者養成プログラム」が採択されたと発表した。

 「理数学生育成支援事業」は、理数分野に関して強い学習意欲を持つ学生に対し、さらに意欲や能力を伸ばすための体系的な教育プログラムを対象に年間1,600万円を上限とする補助を行うというもの。平成24年度については、横浜市立大学・国際総合科学部のほか、新潟大学・工学部と東北大学・工学部の3件が採択された。いずれも補助期間は原則として4年間となる。

 横浜市立大学の「YCU型高大院一貫科学者養成プログラム」は、次世代の研究者や技術者の育成を目的に「入学前教育、学部での数・物・化・生・地の基礎教育、コースでの専門教育、個別研究指導、大学院科目早期履修、博士前期課程修業年限短縮」に基づく組織的・継続的な学部大学院5年一貫教育プログラム。

 プログラムの参加者のうち、学部3年の終了時に一定の基準を満たした学生には、大学院の博士前期課程を1年次で修了できる権利が与えられるという。また、引き続き博士後期課程に進学するコース(アカデミック科学者育成)と、博士前期課程2年次をより高度な研究活動に発展させるコース(企業研究者・技術者・サイエンスマネージャー育成)に分かれ、学生たちの多様な将来像に適応させた教育を実施していくという。

 横浜市立大学では、理数系教育の高大連携プログラムとして、横浜サイエンスフロンティア高等学校の理科カリキュラムに関わっており、開校前の平成20年度に特別入学枠を含めた「横浜市立大学チャレンジプログラム」(入学前プログラム)の実施を決定。本年度からこのチャレンジプログラムによる卒業生を受け入れている。

 また今年度から、国際総合科学部の理学系コースを、「物質科学コース」「生命環境コース」「生命医科学コース」の3コースに改編し、数学・物理・化学・生物・地理の基礎教育を充実させる新たなカリキュラムで、実力のある科学技術者の育成を図っているという。

 「YCU型高大院一貫科学者養成プログラム」は今後、国際総合科学部理学系を中心に、横浜サイエンスフロンティア高等学校と、大学院生命ナノシステム科学研究科と連携のうえ継続して実施していく予定だという。
《田崎 恭子》

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