東京都教育庁は2月10日、都立高等学校における「スポーツの名門校」づくりについて、強化拠点となる運動部活動の選考結果を発表した。 東京都では、都民誰もが生涯を通じてスポーツに親しみ、世界とつながる「スポーツ都市東京」を標榜しており、平成25年に「スポーツ祭東京2013」、平成26年に南関東4都県合同でインターハイの開催が予定されているという。今回の発表は、これらの全国規模の大会開催を機に、都立高校のスポーツ活動をより活性化していくための活動の一環として行われた。 強化拠点として選ばれたのは、都立駒場高等学校・サッカー部、都立清瀬高等学校・ソフトテニス部など、7つの運動部。近年の実績による審査のほか、学校長や顧問教諭の面接を経て、最終的に選考されたという。 選抜された運動部では、全国大会出場や全国大会優勝を目標とした「スポーツの名門校」を目指し、競技力向上とアスリート育成に取り組んでいくという。また、外部の専門的指導者・コーチの導入、関係機関との連携、遠征や強化合宿の在り方などについての実践研究を行っていく。◆都立高等学校・強化拠点の運動部活動・駒場高等学校 サッカー部(男)・清瀬高等学校 ソフトテニス部(男女)・東大和高等学校 ハンドボール部(男)・城東高等学校 バスケットボール部(男)・若葉総合高等学校 陸上競技部(男女)・富士高等学校 剣道部(男女)・足立新田高等学校 相撲部(男)