京都大学化学研究所では、「第15回高校生のための化学-先端高度研究の一端を学ぶ-」を7月28日に宇治キャンパスにて開催する。 同イベントは、高校生を対象に化学(広くは科学)の奥深さと高度研究の醍醐味をより一層理解してもらうことを目的に実施されるもの。 午前中のプログラムでは、化学研究所准教授の若宮淳志先生による講演が行われる。午後からは9カ所の研究室(研究施設)の中から、1カ所を訪問し、最先端の研究現場を見学・体験する。その後、自由討論では各研究室の教員・大学院生が質問に答える。 参加費は無料。申し込みはホームページのフォームで受け付けている。申込期日は7月6日。◆「第15回高校生のための化学」〜先端高度研究の一端を学ぶ〜対象:高校生日時:7月28日(土)11:00〜16:30会場:京都大学宇治キャンパス 化学研究所共同研究棟 大セミナー室 および各見学サイト(研究室、研究施設など) 宇治市五ヶ庄(JR奈良線または京阪宇治線黄檗駅下車、徒歩約7分)参加費:無料定員:80名申込方法:ホームページのフォームより申込期日:7月6日(金)[プログラム]10:30 開場(会場:共同研究棟 大セミナー室)11:00〜11:10 概要説明・所長挨拶11:10〜12:00 「講演:元素周期表を眺めてみよう」化学研究所准教授 若宮淳志先生12:00〜13:10 「昼食休憩」※大学生協の食堂を営業13:10〜13:30 各サイトの説明・移動13:30〜15:30 サイト見学と研究体験※見学サイト(下記の1〜9)から選択1 光の性質と分子の構造(物理化学)2 高分子の合成と分析ー見て、触れられる、”巨大分子”の科学(高分子化学)3 重い元素の世界〜青いケトン〜(有機化学)4 次世代クロスカップリング反応による香料分子の合成(有機合成化学)5 高分子の結晶化課程の観察(高分子物理)6 遺伝子データのコンピュータ解析(バイオ情報学)7 微生物の環境適応と発酵(微生物化学)8 低温物理学−196度の世界(低温物理学)9 極低温ビームの実現を目指して(加速器・ビーム物理学)15:30〜16:30 自由討論・アンケート記入