東京都教育庁は7月12日、2011年度公立中学校卒業者の進路状況調査の結果を公表した。2012年3月の公立中学校の卒業者は76,109人で、前年度74,271人と比べ1,838人増加した。高校進学率は97.7%で、過去20年間で最高となった。 本調査は、都立中学校を含む都内公立中学校の計629校を対象に、2012年5月1日現在の状況をまとめた。 卒業者の進路状況の内訳は、全日制高校が68,368人(89.83%)、定時制高校が3,780人(4.97%)、通信制高校が1,147人(1.51%)、特別支援学校高等部が1,064人(1.40%)、専修学校等が663人(0.87%)、就職者が361人(0.47%)、その他の者が711人(0.93%)、不詳・死亡が15人(0.02%)だった。 全日制高校進学者の内訳は、都内公立が41,508人(60.71%)、同私立が23,325人(34.12%)、同国立が280人(0.41%)で、都外(他県)への進学者は3,255人(4.76%)であった。 なお、確定値および詳細については、10月下旬に小学校・高等学校・特別支援学校等の進路状況を含めて、公立学校統計調査報告書「2011年度公立学校卒業者の進路状況調査編」として公表する予定だ。