国立科学博物館筑波実験植物園は、9月15日から23日まで、企画展「植物 vs 昆虫展-助け合う?だまし合う?-」を開催する。入園料は300円。高校生以下無料。 陸上植物はその4億年の進化の歴史の中で、常に昆虫とさまざまな関係性を持ちながら30万種を超えるともいわれる多様性を育んできた。それゆえ「昆虫との関わり」という視点を取り入れると、植物のさまざまな姿かたちや生態の不思議が、まったく違ったかたちで理解できるようになる。 今回の企画展では、「食虫植物の進化」や「花と昆虫との共生」といったテ一マに沿って実際の植物や昆虫を、生きたまま、あるいは標本で展示する。植物と昆虫の共生や敵対的関係の巧妙さ、面白さを、児童から大人まで幅広い層が興味を持って学べるよう、触れる展示やガイドツアー、クイズラリーなどさまざまな工夫を凝らしているという。◆企画展「植物 vs 昆虫展-助け合う?だまし合う?-」期間:9月15日(土)〜23日(日)開園時間:9:00〜16:30会場:国立科学博物館筑波実験植物園入園料:一般・大学生300円、高校生以下無料パネル展示:・食虫植物のふしぎ・食虫植物への道・食虫植物がトイレになった?・この花の花粉を運ぶのは誰?・虫をだます花・カンコノキと曲ナホンガのたよりあい・ツバキとシギゾウムシの戦い・葉に細工するオトシブミの仲間たちほか