留学支援事業を手掛けるテンプ総合研究所(ICC国際交流委員会)は、10月31日まで、高校留学を対象に最大200万円相当の給付型奨学金の奨学生を募集する。 現在、経済産業省や文部科学省による大学生を対象とした「グローバル人材育成」など、世界で競争力を発揮する人材育成が推進されている。近年、小学校における英語教育義務化などグローバル人材育成はより早期化し、日本人の海外留学者数が5年間で24.1%減少しているにもかかわらず、高校生の留学者数は同5年間で19.6%増加するなど、グローバル人材育成の早期化が顕著になっている。 そこでICC国際交流委員会では、高校留学を対象に、最大200万円相当の奨学金制度「ICC 高校留学 奨学金制度」を開始する。同制度はオーストラリアとニュージーランドの高校(対象校15校予定)に、2013年1月度から1年間以上の留学をする学生を対象とし、留学初年度の授業料・滞在費一部(30〜160万円相当)および留学初年度のICCサポート費用(約20〜40万円相当)を免除する給付型奨学金制度。グローバル人材の必要性がより高まる今、金銭的な理由で高校留学の実現が難しい学生をはじめとし、一人でも多くの学生に海外で学ぶ機会を提供する。 また、ICC国際交流委員会では、9月16日(名古屋)、17日(大阪)、23日(東京)に中学・高校留学フェアを開催。今回の奨学金対象校を含む13校より担当者が来日し、教育方針や学校生活の様子など、詳しい相談ができる(名古屋、大阪会場は9校)。◆ICC 高校留学 奨学金制度対象:2012年9月現在、中学3年生・高校1・2年生相当に在籍中の学生で、ICC国際交流委員会を通じて、2013年1月または4月から1年間以上の留学を開始する人留学先:対象15校(ニュージーランド14校/オーストラリア1校)内容:留学初年度の授業料・滞在費一部(30〜160万円相当)留学初年度のICCサポート費用(20〜40万円相当)を免除する給付型奨学金応募人数:最大25名締切:10月31日(水)必着申請の流れ:[ステップ1]適性検査(全国6か所の内、最寄りのICC国際交流委員会オフィスにて実施)[ステップ2]書類申請(奨学金申請書・学校の通知表/成績表・作文・公的な英語能力試験のスコア票)※一部任意[ステップ3]面接(対面またはスカイプで実施)