iPhone 5の都市伝説…孫社長、誤解を解く

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山手線全29駅でLTE接続が可能になったという
  • 山手線全29駅でLTE接続が可能になったという
  • 2つの大きな“誤解”について説明する孫社長
  • ソフトバンク 孫 正義社長
  • 電池の減りが早い?
  • パケット通信の接続状況を最適化し、現状、au版よりも長持ちするとした
  • 基地局はオムニセル型ばかりでは?
  • オムニセル型はわずか3%に過ぎないとした
  • iPhone 5の販売シェアでは週を追うごとに差がついているとのこと
 10月31日、ソフトバンクは2013年3月期 第2四半期決算を発表、営業利益が前年同期比7.9%増の4027億6200万円と、7期連続で過去最高益を更新した。

 同日開催された決算説明会にて、同社代表取締役社長 孫 正義氏は、9月21日に発売された「iPhone 5」について言及。業績好調の要因の一つとした上で、「iPhone 5に関して、色々な都市伝説のようなものがある」とし、ソフトバンク版のiPhone 5はいくつかの誤解を受けているとした。

■LTE接続時の電池持ち、au版よりも長くなった

 孫社長は、代表的な“2つの誤解”として「LTE接続時の電池の減りが早い」、「SBのLTE基地局はオムニセル型ばかり」といった報道例を挙げ、これに反論。電池については、「実際に最初はそうだったが、改善した」とコメント。10月19日からLTE待受時のパケット通信接続状態を最適化し、10月31日現在、au版iPhone 5よりもLTE接続時の待受時間は長くなっているという。基地局についても、カバーエリアが狭いオムニセル型は、あくまで一部隙間が空いているところに設置しているといい、実際の割合は3%に過ぎないと説明。残り97%については、3方向にアンテナが向いている「3セクター型」だとして、「LTEの基地局は数合わせのものではない。きっちりご理解いただきたい」と、誤解の解消をアピールした。

■山手線全駅でLTE接続可能に

 また、ソフトバンク版iPhone 5では繋がりにくいとされていた山手線各駅でのLTE接続について孫社長は、「当初、24駅(au版)対6駅(SB版)という説があった。初めはそうだったかもしれないが、今日の昼間に開通した。両方のiPhoneを持ってチェックしたが、全駅でつながった。ついに29駅対29駅になり山手線も制覇した」と、山手線全駅でLTE接続が可能になったと説明。さらに、「山手線で(auに)追いついた、というだけでいいのか。確かに我々は山手線で出足に苦労したが、全国でみるとソフトバンクの方が(LTEが入る箇所が)多いのではないか」と続け、「JRの駅で、乗降客の多い順にトップ1,000駅全てを調べさせた」としてその結果を発表した。

■全国のJR 乗降客数トップ1,000駅で調査を実施

 その発表によると、JR乗降客数トップ1,000駅でLTE接続が可能な駅は、ソフトバンク版iPhone 5が807駅であるのに対し、au版iPhone 5は542駅であり、「ソフトバンクのLTEエリアは広い」(孫社長)とした。速さについても同時に計測したといい、こちらも引き分け(差が500kbps以内の場合)を除きソフトバンク版の674勝218敗と圧勝だったことをアピール。LTE接続不可(3G接続)の場所も含めた1,000駅での速度平均については、ソフトバンク版が5.8Mbps、au版が3.4Mbpsという結果になったとのこと。

 こうした結果に孫社長は、「競争とは、かくも素晴らしいもの。競争があるから我々はとにかく頑張れる」と述べた。さらに「先日アンケート調査を行った結果、ソフトバンクのLTEに対して“狭い”“遅い”というイメージを持っている人が非常に多いことが分かり、それではいかん!実態はどうなんだ、ということで今回調べた」とし、「実際に平均速度では1.7倍速かった。つまり、“広い”“速い”ということだ。数ヵ月後にはイー・モバイルの1.7GHz帯も加わってくる。だから、なおさらLTEのエリアが広く、速いということが実現できる」と今後の展開にも自信をみせた。

「iPhone 5」に関する誤解は“都市伝説”……孫社長、LTEエリアやバッテリー持ちの改善をアピール

《白石 雄太@RBB TODAY》

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