文科省、高卒認定の出願状況公表…前年比415人減

 文部科学省は11月10日(土)と11日(日)の2日間実施した「第2回高等学校卒業程度認定試験」の出願状況を公表した。出願者は1万3,835人で、2011年度第2回の出願者と比較して415人(2.9%)の減となった。

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 文部科学省は11月10日(土)と11日(日)の2日間実施した「第2回高等学校卒業程度認定試験」の出願状況を公表した。出願者は1万3,835人で、2011年度第2回の出願者と比較して415人(2.9%)の減となった。

 高等学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で高校を卒業できなかった者などの学習成果を適切に評価し、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定する。いわゆる高認と呼ばれる試験で、かつでは大検(大学入学資格検定)と呼ばれていた。

 出願状況は、男性7,300人と女性6,535人の計1万3,835人。最終学歴別にみると、もっとも多いのが「高校中退」47.3%で、次いで「定時制・通信制高校在学」23.3%、「中学校卒業」12.2%、「全日制高校在学」11.8%、「その他」4.8%、「高専中退」0.7%の順に多かった。

 都道府県別にみると、前年度よりも出願者数が減少した都道府県が多い中、東京や福島、石川、滋賀、岡山、熊本は、出願者が増加した。
《工藤めぐみ》

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