暴走事故から9か月、京都府が通学路の安全対策実施状況を公開

 京都府では、昨年4月に亀岡市で発生した、登校中の児童らが被害者となった事故を受け、通学路の安全確保に向けた緊急合同点検を行い、危険箇所への対策を実施している。点検結果をうけ、京都府教育委員会は通学路の安全対策実施状況をホームページ上で公開した。

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京都府・通学路安全対策実施状況
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 京都府では、昨年4月に亀岡市で発生した、登校中の児童らが被害者となった事故をうけ、通学路の安全確保に向けた緊急合同点検を行い、危険箇所への対策を実施している。点検結果をうけ、京都府教育委員会は通学路の安全対策実施状況をホームページ上で公開した。

 今回公表した11月30日現在の府内公立小学校の通学路安全対策実施状況によると、対策必要箇所は235校・1,251か所、うち対策済みが429か所(34.3%)、対策予定が491か所(39.2%)、対策未定が331か所(26.5%)となっている。

 主な対策内容としては、道路管理者が「通学路注意」などの路面表示、路肩の拡幅などの実施。公安委員会・警察署は、道路標識の新設・補修、信号機秒数の見直しなどを、学校・地域は、通学路の変更、交通安全教育の実施などを行った。

 京都府では引き続き、学校・教育委員会、警察、道路管理者などと連携し、通学路の安全対策に取り組んでいくとしている。
《水野こずえ》

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