小学生が佐川急便の荷物配達、5・6年生対象の職業体験プログラム

 フューチャーイノベーションフォーラム(FIF)と佐川急便は、第6回となる職業体験プログラムを実施する。今回は、2012年12月に新設された最新鋭物流施設「佐川東京ロジスティクスセンター」での開催となる。

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2012年の職業体験の様子
  • 2012年の職業体験の様子
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 フューチャーイノベーションフォーラム(FIF)と佐川急便は、第6回となる職業体験プログラムを実施する。今回は、2012年12月に新設された最新鋭物流施設「佐川東京ロジスティクスセンター」での開催となる。

 FIFは、約750の協力企業・団体とその社員約1,200名でつくる会員組織。社会貢献活動を目的に会員向けワークショップをはじめ多くの協力企業・団体とともに職業体験や出張授業などを企画・運営している。FIFは、これまで小中学生を対象とした職業体験プログラムや、パソコン組み立てやロボットカーレースなどといったITラボを実施してきた。

 小学5、6年生が対象となる今回のプログラムは、キャリア教育を意識した体験学習。佐川急便会長栗和田榮一氏をはじめとする社員と子どもたちの対話を重視し、荷物を運ぶ仕組みなどについて学習できる企画となっている。また、子どもたちによる荷物の配達実習や、2012年12月に新設された大型物流センターの見学やトラックの見学・乗車体験なども予定されている。

 2012年3月に実施された前回のイベントには100名以上が応募。抽選で選ばれた18名が参加し、佐川急便の制服を着て荷物の配達・集荷や営業店での業務などを体験したという。栗和田会長への質問会では、「会長職」に関する質問や、「5万人の一番上に立つ思いは?」などといった質問が飛び交ったという。

 参加した子どもたちは、「一つの荷物を届けるために、たくさんの人や機械が動いていることを初めて知った」「荷物といっしょに「真心を届ける」という言葉に感動した」などといったコメントを寄せ、配達をもう一度やりたいという声もあったという。

 今回の職業体験は、3月28日に実施される予定で、応募対象は現小学5、6年生の20名とされている。なお応募はFIF公式サイトにて3月3日まで受付けている。
《湯浅大資》

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