1日60分の遊び、持久走やダブルダッチなどで体力向上を…東京都教育庁が方策を発表

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「総合的な子どもの基礎体力向上方策(第2次推進計画)」について」
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 東京都教育庁は2月21日、「総合的な子供の基礎体力向上方策(第2次推進計画)」について発表した。第2次推進計画の期間は平成25年度~平成27年度とし、目標を「心と体を鍛える活動的な生活(アクティブライフ)の実践」として掲げている。

 東京都教育委員会では長期的に低下している子どもの体力を向上させるため、平成21年7月に「子供の体力向上推進本部」を設置し、平成22年7月に「総合的な子供の基礎体力向上方策(第1次推進計画)」を定めた。「第1次推進計画」に基づく様々な取組を推進してきたことを踏まえ、「総合的な子供の基礎体力向上方策(第2次推進計画)」として取りまとめた。

 生涯の各年代において、基礎体力が必要であること、また運動・スポーツは、精神・身体の健康に対して効果を発揮することがわかっている。現在の子どもの運動習慣・生活習慣としては「日常生活の身体活動量が減少」「運動する子供としない子供の二極化」「50%以上の子供が1日2時間以上テレビを視聴」となっている。また、体力・運動能力の現状としては「全体として、全国平均値より低い水準」「取組開始後、向上傾向が顕著」「全国に比べ、巧緻性・持久力が低水準」(ボール投げ・20m シャトルラン)となっており、まずは意識の変革が必要と第1次推進計画では体力低下問題に対する意識を向上させた。

 次の段階となる第2次推進計画として、意識の変容から発展させ行動変容、すなわち、身体活動量を増加させるため、第2次推進計画のテーマを「心と体を鍛える活動的な生活(アクティブライフ)の実践」と掲げ取り組んでいくことになる。体力向上に向けた具体的取組みとして、小学校における1日60分の遊び・運動時間の確保、脳と体を調整するコオーディネーショントレーニングの全校実施、持久力を高める5分間走や縄跳び(ダブルダッチ)の実践という具体的な内容のほか、「早寝早起き朝ごはん」運動や、週に1回「ゲームをしない日」運動の普及・啓発など10項目におよぶ。

 昔は当たり前だった「外で遊ぶ」ということがだんだん難しくなる今日、子どもたちの体力、ひいては精神・身体の健康を守っていくのは私たち大人の役割だ。
《田邊良恵》

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