MONO-LAB-JAPANは、東京大学との産学共同プロジェクトにより誕生した、3つの仕事・勉強を同時作業可能な全方位デスク「akamondesk(赤門机)」の発売を開始した。集中力が増し、創造性が発揮される形とデザインを追及した商品だという。 赤門机は、東京大学大学院教育学研究科牧野研究室の牧野篤教授、東大大学院生、大学生が中心となり、民間企業との産学共同プロジェクトで創造的なものづくりを目指す東大MONO-LAB-JAPANの活動から誕生した。同商品は机を作業台とみなすことをやめ、人間との相互関係から価値を生み出す創造的な空間と位置づけ、集中力が増し、創造性が発揮される形とデザインを追及。集中力や創造性を要求される経営者や研究者、企画担当者、受験生などを対象として作られた思考する机だという。 本商品の開発は、人生のおよそ3分の1を机に向かっているビジネスマンや研究者にとって、どんな要素が必要かを追求し進められたという。その結果、円弧に沿って45度右に椅子を回せばある作業、左に45度椅子を回せば別の作業、頭が整理できたらセンターゾーンに椅子を戻し、集中するというストレスフリーの机が完成した。 その特徴として、思考を司る脳の部位と関連付け、机を5つのゾーンに分割した。センターゾーンは集中機能(前頭葉)で、左右の壁に囲まれ、体との接地面、机の奥行き、書棚コーナーをすべて円弧で仕上げ、思考を活性化。左右サポートゾーンは作業機能(側頭葉)で、左右45度回転することで、2つの作業を同時並行することができ、思考に伴う作業を行うことができるという。 試行錯誤機能(頭頂葉)の右側面にはホワイトボードを設置し、身体とホワイトボードのほどよい距離感と手の動きと思考との高い連動性が、楽しい試行錯誤を実現するという。情報記録機能(前頭葉)はコルクボードゾーンで、浮かんだアイデアをピン止めし、情報の記録と思考の手助けをする。そして、書棚俯瞰ゾーンは書棚機能(後頭葉)で、座りながら書物全体を俯瞰することで、視覚で捉えた書物情報が思考を活性化させる。 そのほかにも、優美な曲線でリビングルームにも溶け込むデザインや、消しゴムカス用に加工された天板の穴など便利な装備品を配している。また、オプションで目に優しい蛍光灯やキャスター付き可動式袖机、集中マットが用意されている。 主に集中力、創造性を要求される経営者、研究者、企画担当者、受験生を対象とした商品で、配送料や組み付け料は別途必要となる。◆「akamondesk(赤門机)」価格:49万8,000円サイズ:1,400mm×1,400mm×1,600mm総重量:120kg材質:メラニン化粧版コンセント:3個口(電圧100V 合計1500W)、コード1.8mオプション「Side Table(袖机)」価格:6万5,000円サイズ:306mm×650mm×450mm総重量:10kg材質:メラニン化粧版「Fashion Light(蛍光灯)」 価格:5万4,000円サイズ:90mm×881mm×19mm仕様:電圧100V 消費電力21W ON/OFF(明るさ調整機能無)「Focus Mat 集中マット」)価格:1万5,000円サイズ:306mm×650mm×450mm素材:ラバー色:ブルー・グリーン