【ワークショップコレクション9】“お約束ギャグ”教える日本の伝統…よしもとキッズ「でんとうを感じる」

 ワークショップコレクションには、よしもと芸人も参加。よしもとキッズ「でんとうを感じる」ワークショップで子どもたちは、茶道、和紙、かまぼこという日本の文化を、ワッキー(ペナルティ)やくまだまさしほか、よしもと若手芸人たちといっしょに楽しんでいた。

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オープニングはワッキーとくまだまさしによるトークから
  • オープニングはワッキーとくまだまさしによるトークから
  • よしもとキッズ「でんとうを感じる」
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  • よしもとキッズ「でんとうを感じる」
  • よしもとキッズ「でんとうを感じる」
  • お茶会のようす
  • 和紙を使ってみんなで貼り絵
  • かまぼこの飾り切りはくまだまさしも挑戦
 3月9日、10日に慶應義塾大学日吉キャンパスで開催のワークショップコレクションには、よしもと芸人も参加。よしもとキッズ「でんとうを感じる」ワークショップで子どもたちは、茶道、和紙、かまぼこという日本の文化を、ワッキー(ペナルティ)やくまだまさしほか、よしもと若手芸人たちといっしょに楽しんでいた。

 茶道のコーナーでは、江戸初期から続く遠州流茶道を体験する。スライドなどで茶道の挨拶などを学び、茶碗に絵付けをしたりiPadでお茶の点て方を練習して、お茶会へと続く。最後に自分で絵付けした茶碗や風呂敷を持って帰ることができた。

 和紙のコーナーでは、福井の和紙メーカー「和える」が、人間国宝・岩野市兵衛氏が漉いた越前和紙に色を塗ったり貼り絵をしたりして、和紙の品質やぬくもりを感じてもらおうというプログラムを実施。

 かまぼこのコーナーでは、江戸後期創業の小田原鈴廣が、かまぼこの飾り切りの体験を通じて日本の「食」に興味をもってもらい、食材を大切にする心を育てるというプログラムを行っていた。

 ワッキーとくまださましがオープニングのMCを担当し、お約束のボケとつっこみを披露して「これはよしもとの伝統です。」と場を盛り上げた。そして、相撲や歌舞伎、お神輿といった日本の伝統文化を、ギャグを織り交ぜながら紹介し、子どもに敬遠されがちな伝統文化に興味を持ってもらいながら楽しく学ぶ趣向で、ワークショップは始まった。その後、参加者は3つのグループに分かれ、各コーナーを順番に体験していく。各コーナーには、よしもとクリエイティブエージェンシー所属のデニス、ボーイフレンド、すずらんらの若手芸人がつき、場を盛り上げながら子どもたちと一緒に日本の伝統文化を楽しんでいた。かまぼこのコーナーでは、くまだまさしが子どもたちに混ざって「しょうゆがほしくなりませんか?」などと言いながらかまぼこを食べていた。
《中尾真二》

中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。エレクトロニクス、コンピュータの専門知識を活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアで取材・執筆活動を展開。ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。

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