慶應義塾大学日吉キャンパスで3月9日、10日の2日間にわたって開催されたワークショップコレクション9では、100以上のものづくりや実験が体験できるワークショップが行われた。 4階建ての校舎2棟と中庭を占有し、教室ごとにさまざまなワークショップや体験コーナーが展開された。今年9回目を迎えたこのイベントは、日吉での開催も4回目となり地元にも定着している。毎年多くの参加者が集まり、人気コーナーは混雑するため、参加者の多くは、事前にホームページなどで内容を調べて目当ての会場に向かっていた。また、当日受付も可能なワークショップも多く、受付で案内をもらいながら、さながらテーマパークのように待ち行列をこなす親子も見受けられた。 中には、これまでは家族と来ていたが、今回は友達同士のグループで遊びに来ているという地元の小学6年生もいた。また、教室のいくつかを休憩室として開放しているので、お弁当を持参して昼食を楽しむ親子や、子どもたちに見学させ自分はくつろぐお父さんの姿も見かけた。 一部材料費負担のあるワークショップもあるが、作ったものの多くは持ち帰れるようになっていた。日常では作れない記念になるものや、実用的なものもあり、参加する親子はみな真剣にものづくりに取り組んでいた。