大学受験の志望校選び、約8割の親子が「専攻したい学問分野があること」を最重視

教育・受験 受験

大学を選ぶ際に重視すること
  • 大学を選ぶ際に重視すること
  • 大学受験に対する意識
  • 子どもの進路選択に関して親がしていること
  • 推薦入試やAO入試の利用についての考え
  • 推薦入試やAO入試の利用を決めた・関心を持った理由
  • 1日あたりの学習時間(高3・12月時/入試形態別、推薦・AO入試の入試難易度別)
 大学受験の志望校選びで最重視することは、親子ともに8割近くが「専攻したい学問分野があること」であったが、大学受験や大学進学に対して親子の意識の違いもみられることが、ベネッセ教育研究開発センターが刊行した「高校データブック2013」より明らかになった。

 高校データブック2013は、同センターが2012年度までに実施したさまざまな調査結果の中から、高校生・高校教育に関連するデータを選択して編集したもの。

 志望校選びで重視することは、親子ともに「専攻したい学問分野があること」(親:79.9%、子:75.5%)がもっとも多かった。次いで、子どもは「入試の難易度が自分に合っていること」48.7%、「キャンパスの雰囲気がよいこと」39.6%と続き、自分に合った大学に進学しようとする意思がうかがえる。一方、親は「授業料が過度の負担にならないこと」52.8%、「就職実績がよいこと」45.7%と続き、進学費用や子どもの大学卒業後の進路への関心が高い。

 大学受験に対する意識は、親子ともに「受験勉強は学力を伸ばすよい機会だ」(親:72.8%、子:64.7%)がもっとも多く、親が子どもより8.1ポイント上回った。また、「大学受験は成長を促すよい機会だ」(親:70.3%、子:59.1%)も、親が子どもより11.2ポイント上回った。一方、「受験に失敗し行先がなくなるのは怖いことだ」(親:46.8%、子:62.6%)は、子どもが親より15.8ポイント上回り、「大学受験はできるだけ楽に済ませたほうがよい」(親:28.8%、子:53.4%)も、子どもが親より24.6ポイント上回った。

 進路選択に対する保護者の関わりは、「学校の情報を集める」59.7%、「学校の入試方法を調べる」56.1%、「子どもに合いそうな学校を調べる」53.5%の順に多く、情報収集に熱心な保護者が多いようだ。

 大学入試形態に対する考えは、「推薦・AO入試の利用を決めている・関心がある」という子どもが43.1%、「志望書と面接による入試で合格してほしい」という親が39.3%で、親子ともに約4割は推薦・AO入試に前向きの傾向がみられた。その理由は、親子ともに「早く進学先を決めたいから・決めてほしいから」(親:66.6%、子:55.9%)がもっとも多かった。

 高校時代の学習時間は、入試形態別にみると、高3・12月時で1日あたり「0時間」または「1時間未満」という回答が、一般入試入学者9.1%に対し、推薦・AO入試入学者は62.2%と、大きな差があった。推薦・AO入試難易度(偏差値)別にみると、偏差値が低いほど学習時間が少ない傾向がみられた。
《荻田和子》

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