北関東を中心にスーパーマーケットを展開するカスミは、WWF(世界自然保護基金)ジャパンと共同で実施する「第12回ネイチャーキッズ特派員 ひがし北海道探検隊」の参加者を募集している。 同社とWWFジャパンでは、小学生を対象に「大切にしたい!自然と生き物」をテーマにした作文を広く募集し、作文を選考したうえで10名を「ネイチャーキッズ特派員」として北海道東部の湿原の自然体験エコツアーに招待する。 同社では、2000年9月からスーパーマーケットの店頭やグループ企業の各事業所に募金箱を設置し、自然保護のためのWWF募金を広く呼びかけている。さらに2002年より、「ネイチャーキッズ特派員」の派遣を毎年実施。これまでに110名の児童を北海道東部の湿原に派遣してきた。 自然体験エコツアーの実施場所は、北海道東部・厚岸町にある別寒辺牛湿原(べかんべうししつげん)。日本で五指に入る大きさの湿地帯で、さまざまな動植物が生息。湿地を守るため国際条約「ラムサール条約」の登録湿地にもなっている。また、湿原の周辺にある森林やその中を流れる川も多様性に優れている。 ツアーは、「水環境の恵みがもたらす、食と自然のつながり」をテーマに実施。北海道東部の大自然に親しみながら、湿原の成り立ちやその機能・役割を学び、「水の循環」が自然環境の保全に重要な役割を担っていることを考える。さらに昆布干しや酪農の体験を通して、「食」とまわりの自然環境との密接な関わりを学ぶ。 応募資格は小学校4~6年生。自然の中に出かけ、そこに暮らす動物・昆虫・植物などとの体験を通して「ワクワク、ドキドキしたこと」、「不思議に感じたこと」、自然や生き物を守るために「こんなこと、できたらいいなあ」という意見や考えなどを400字詰め原稿用紙2枚以内にまとめて郵送する。◆第12回「ネイチャーキッズ特派員」作文募集応募資格:小学4~6年生作文テ-マ:「大切にしたい!自然と生き物」応募方法:400字詰め原稿用紙2枚にまとめて郵送(未発表の作品に限る)応募先:〒305-8510 茨城県つくば市西大橋599-1(株)カスミ 環境社会貢献部「ネイチャーキッズ特派員」募集係締切:5月25日(土)賞典:ネイチャーキッズ賞 10名…「ネイチャーキッズ特派員」自然体験エコツアーに招待WWF奨励賞 10名…賞状と記念品をプレゼントカスミ奨励賞 10名…賞状と記念品をプレゼント ◆「ネイチャーキッズ特派員」ツアー概要期日:7月23日(火)~26日(金)の3泊4日集合・解散:羽田空港活動場所:北海道厚岸郡周辺(別寒辺牛湿原および霧多布湿原)費用:無料 ※集合前・解散後の費用は各自負担[カリキュラム]・7月23日「仲良くなろう」オリエンテーション・7月24日「昆布干し体験と湿原探検」昆布干し体験究極の湿原を体験ネイチャートーク「水の来る道・帰る道」・7月25日「水循環の恵みと食生活」御供山登山牡蠣養殖施設の見学と牡蠣漁師の作業を体験活動のまとめ・7月26日「環境に配慮した酪農」酪農家の作業体験・牛乳豆腐づくり※日程・カリキュラムは気象条件等により変更になる場合あり