朝日新聞は、心に響いた「ことば」とそのエピソードを募集する「私の折々のことばコンテスト」を開催する。中学生・高校生が対象。10月31日(必着)まで、Webサイトもしくは郵送で受け付ける。 朝日新聞の朝刊では2015年4月から、哲学者の鷲田清一氏が毎日1つのことばを取り上げ、やさしく深く読み解くコラム「折々のことば」の連載がスタートした。 同コンテストは、「励まされたことば」「やさしい気持ちになれたことば」「忘れられないことば」など、人生の折々で心に響いた「ことば」と、そのエピソードを募集する。自身の心に響いた「ことば」を探し、その思いを書くことで、自分にとって大切なものは何かに気づくきっかけにしてほしいという。 作品には、「心に響いた大切な『ことば』」「それは誰の『ことば』なのか」「その『ことば』にまつわるエピソード」の3つの要素を書く必要がある。短い文章で考えをまとめ、表現する力をつける「意見文」の学びにもつながるという。 応募は、Webサイトもしくは郵送で10月31日(必着)まで受け付ける。郵送用の応募用紙は、Webサイトからダウンロードできる。優秀作品には図書カードなどの賞品が贈呈されるほか、応募者全員にも参加賞が贈られる。結果は2016年1月、朝日新聞紙面やWebサイトで発表される予定だ。◆「私の折々のことばコンテスト」実施要綱募集対象:中学生・高校生応募作品:次の3つの要素を書く・あなたの心に響いた大切な「ことば」・それは誰の「ことば」なのか・その「ことば」にまつわるエピソード(200~300字程度で説明や思い出を述べる)応募締切り:2015年10月31日(土)必着応募方法:Webサイトから、もしくは郵送結果発表:2016年1月(予定)に、朝日新聞の紙面やWebサイトで発表賞:・最優秀賞(1作品)/図書カード3万円分・鷲田清一賞(1作品)/図書カード2万円分・大岡信ことば館賞(1作品)/図書カード1万円分+大岡信ことば館グッズ・朝日新聞社賞(1作品)/図書カード1万円分+朝日新聞グッズ・Z会賞(1作品)/図書カード1万円分+Z会グッズ・朝日中高生新聞賞(1作品)/図書カード1万円分+朝日中高生新聞グッズ・佳作(10作品)/図書カード3,000円分・参加賞/結果発表後、応募者全員に贈呈