産業技術総合研究所(産総研)は、高校生以上を対象としたサイエンスカフェ、「地球にもっとやさしいバイオプラスチック~ミドリムシから始まる"ものづくり"~」を5月31日、茨城県つくば市で開催する。ミドリムシからプラスチックなど作る研究について話せるカフェとなっている。 ミドリムシは、動物なのに光合成を行い、植物なのに動きまわるという不思議な生き物だという。現在、工場の廃液や光合成で増えるミドリムシからプラスチックを作る研究が進められており、環境的視点からも注目されている。 当日は、バイオメディカル研究部門の芝上基成主任研究員が来場。現在、多くのプラスチックは石油など、大量のエネルギーを原料に作られているが、これをミドリムシを原料にして作るプラスチックに換えることができたら、環境面のメリットも多いという。 サイエンス不カフェでは、プラスチックだけでなく、ミドリムシから始まる「ものづくり」について参加者とともに語り合うという。◆ミドリムシから始まるものづくり日時:5月31日(金)18:30~20:00会場:カフェ・ベルガ(茨城県つくば市)対象:高校生以上定員:30名締切:5月23日(木)17:00参加費:無料(ドリンク・菓子付)応募方法:Webサイト、Eメールまたは電話