横浜市立小中学校で11校419人分の通知表に記載ミス

 横浜市教育委員会は4月11日、同市内小・中・特別支援学校の計11校で、24年度末の通知表に誤った記載があったと発表した。該当者は計419人で、評価・評定に関する誤りが1校計87人分、出欠席日数などに関する誤りが11校計332人分あった。

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 横浜市教育委員会は4月11日、同市内小・中・特別支援学校の計11校で、24年度末の通知表に誤った記載があったと発表した。該当者は計419人で、評価・評定に関する誤りが1校計87人分、出欠席日数などに関する誤りが11校計332人分あった。

 評価・評定に記載ミスのあった中学校では、3月28日に数学科担任が、数学の観点別評価がCだった生徒の保護者から今後の学習へのアドバイスを求められ、改めて評価を点検した際に気づき判明した。87人の観点別評価を1段階下げて記載、そのうち29人は評定についても1段階下げて記載してあった。原因は、観点別評価の算出計算式の入力ミスで、ダブルチェックが確実に行われていなかったという。

 記載ミスのあった学校では、すでに児童生徒と保護者への謝罪と説明会を行い、訂正したものを配付済みだという。

 市教委では、昨年度「通知表の誤記載防止のための手順書」を作成し、通知表の誤記載防止に取り組んできたが、改めて研修などで指導の徹底を図り、全校に対して個別に原因分析と防止の対応策について指導、再発防止に取り組むとしている。
《荻田和子》

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