北方四島交流等事業使用船舶「えとぴりか」が4月28日と29日の2日間、江東区有明の多目的ふ頭で一般公開される。東京には初寄港で、クイズラリーや抽選会、撮影会などが行われる。入場は無料。 北方四島の交流は、北方領土問題解決に寄与することを目的として行われている。「えとぴりか」は昨年、新船として北海道根室市で一般公開された。今回は東京に初寄港を記念して、さまざまなイベントが行われる。 「えとぴりか」は、全国2,469件の応募から決定した船名。根室半島や北方四島の海域に生息する海鳥の名前で、オレンジ色の口ばしにクリーム色の飾り羽を持ち、真っ白な美しい顔を持つ。また、「ピリカ」はアイヌ語で「美しい」という意味で、船舶のイメージとマッチしたという。 今回は一般公開イベントとして、「新船 えとぴりかアドベンチャー」を行う。船内探検やクイズラリー、船長の制服を着た記念撮影、北方領土を紹介するビデオを放映する。 入場は無料。会場は国際展示場ビックサイトの裏側になる。◆新船「えとぴりか」アドベンチャー日時:4月28日(日)、29日(月・祝)12:00~16:00会場:多目的ふ頭(江東区有明3-22)有明西ふ頭公園奥参加費:無料主催:独立行政法人北方領土問題対策協会