イェール大学・ハーバード大学などの海外大学や国内大学の有志学生で構成するGAKKOプロジェクト実行委員会とベネッセは、高校生を対象としたサマーキャンプ「GAKKO」を、8月1日から9日まで香川県小豆島にて開催する。前年度の好評を受け、今年度は3日間延長し、9日間にしたという。 サマーキャンプ「GAKKO」は、日本の高校生にもっと主体的に学ぶ意味を考え、知ってほしいとの思いからの発案されたもの。イェール大学やハーバード大学、国内大学などの学生に呼び掛け2012年に第1回が実施された。 サマーキャンプのプログラムでは、米国大学特有の少人数のセミナーシステムを導入。参加生徒自らがさまざまな活動に参加し、発言するというもので、主体的に学ぶことの大切さ、幅広い進路の選択肢を「島」という日常から離れた環境で学ぶことで、自ら気づくことを目指すという。 「GAKKO」では「Question Learning=学ぶとは?」がメインテーマで行われる。そもそも明確な答えのない問いだが「表現すること」「デザインすること」といった、同じく明確な答えのないテーマに取り組むことでヒントを得ながら、自分たちが「学ぶ意味」を見出しくことを狙いとしている。最終日には、自ら学び導き出した「答」をもとに、発表するという形で「GAKKO=あるべき理想の学びの場」を具現化していくという。メイン講師は、イェール大、ハーバード大などの大学生が務め、国内外の有識者が特別講師として予定されている。 今回は、昨年年度よりも3日間長い9日間となり、瀬戸内国際芸術祭のプログラムの1つとして、香川県小豆島の「学校」建物を利用した宿泊施設にて実施される。また、プログラムは「数学」「現代社会」「美術」など、日本の学校の教科を取り上げ、可能性を引き出すワークショップを中心に行われる予定。 応募条件は、高校生であること、英語でコミュニケーションがとれること、キャンプ期間中の撮影と、撮影した映像の利用を了承できること。なお、東京・大阪にて開催される説明会はメールにて受付ける。◆サマーキャンプ「GAKKO」日程:8月1日(木)~8月9日(金)場所:香川県小豆島 坂手港前エリエス荘参加費:60,000円※宿泊費・食費・移動交通費※小豆島までの往復の交通費は別途負担応募条件:・高校生であること・英語でコミュニケーションがとれること(プログラムは英語で実施)・撮影・映像の利用を了承できること(映画制作に利用)応募方法:Webサイトより応募締切:5月30日(木)定員:30名 ※書類での審査後、面接により決定説明会日程・場所:【東京】5月18日(土)19:00~21:00ロフトワーク東京 渋谷オフィス【大阪】5月16日(木)19:00~21:00ベネッセコーポレーション大阪支社