東京都教育委員会は2026年7月30日、東京都立第一商業高等学校の改編にともなう2028年度(令和10年度)入学者選抜の概要を公表した。改編後は普通科に2コースを設置し、それぞれ異なる選抜方法を実施する。
都立第一商業高等学校は、社会経済情勢や生徒・保護者の進路ニーズの変化を踏まえ、商業教育の中核的価値を基盤とした「新たな商業教育の価値を創出するフラッグシップ校」として、2028年度に改編する。改編後の学校名については、今後検討のうえ決定される。
学校規模は、各学年4学級、計12学級で、生徒数は480人を想定。全日制課程の普通科には、「グローバル・ファイナンスコース(仮称)」と「国際バカロレアコース(仮称)」の2コースを設け、それぞれ1学年135人程度、25人程度を募集する予定。
グローバル・ファイナンスコース(仮称)では、推薦に基づく選抜(一般推薦)と学力検査に基づく選抜を実施する。一般推薦では、調査書、個人面接、小論文の結果を総合した成績(総合成績)の高い順に合格候補者を決定する。
国際バカロレアコース(仮称)は、学力検査に基づく選抜のみを実施する。学力検査に基づく選抜では、志願者は両コースの単願または併願を選択して出願できるが、併願した場合は「国際バカロレアコース(仮称)」から選考対象となる。
学力検査は、国語、数学、外国語(英語)、社会、理科の5教科で共通問題を使用する。国際バカロレアコース(仮称)では、これに加えて個人面接と英語運用能力検査(英語による面接)を実施する。選考では、調査書や点数化したスピーキングテストの結果などを含めた総合成績により、合格候補者を決定する。
詳細は、2027年9月公表予定の「令和10年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目」で示される。募集人員は同年10月公表予定の「令和10年度都立高等学校等第一学年生徒募集人員」に盛り込まれる。今後も、都教育委員会Webサイトや学校説明会などを通じて情報を周知する。

