東大・京大がトップ10ギリギリ、QSアジア大学ランキング

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 世界大学評価機関のQuacquarelli Symonds(QS)は、2013年のアジア大学ランキングを発表した。第1位は、3年連続となる香港科技大学、2位はシンガポール国立大学と香港大学となった。東京大学は9位、京都大学は10位とともにトップ10にランクインした。

 調査の指標となるのは、学者の評価、企業の評価、在籍教授の出版論文数と被引用数、教員と生徒の比率および国際性。国際性は、日本の大学が揃って低い評価を受けており、在籍する国外教員数、留学生数、受け入れ交換留学生数、送り出し交換留学生数から算出される。

 日本の大学に注目すると、2009年にアジアで3位だった東大が2013年には9位にランクダウン、5年間でもっとも低いランクとなった。2009年に5位だった京都大学も、今回は10位と5年間ランクが下がり続けている。

 その一方で、北京大学が過去5年間で最高の5位にランクイン。トップ10にランクインした大学の中では、香港と韓国から3大学、日本とシンガポールから2大学、中国から1大学となった。

 東大のカテゴリー別評価を見てみると、100点を満点とした評価で国外教員数が24.4点、留学生数が69.3点、受け入れ交換留学生数17.8点、送り出し交換留学生数が10.1点という結果だった。ランキングの1位、2位を獲得した香港科技大学とシンガポール国立大学がこれらのカテゴリーで満点をとっていることと比較すると、課題は明らかだろう。

 英語教育の向上や、グローバル人材育成のためのさまざまな取り組みが現在大学で検討・実施されている。日本の大学がトップ10に入らなくなる前に、教育再生実行会議が目的とする「世界に伍する大学」を実現してほしい。
《湯浅大資》

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