予備校大手の河合塾は「2014年度センター試験出願ガイド」を公開した。出願書類の書き方や出願時の注意事項など来年の受験を控える受験生にとって重要な内容となっている。 来年1月に行われる大学入試センター試験の出願期間は10月1日から10月11日まで。思っていたよりも「早い」と驚く人もいるだろう。そんな受験生のために出願期間をはじめ、検定料の払込方法や払込期間、さらには出願書類の書き方なども丁寧に教えてくれている。 出願の方法については現役生は学校経由での出願となるが、既卒生等は個人で直接出願となるなど違いもある。また、成績通知を希望するかしないかで受験料がことなるのも特徴だ。出願時に決めておかなければならないものとして1)外国語、数学、国語、理科、地歴・公民それぞれの受験の有無2)理科、地歴・公民の受験科目数(1科目か2科目か)3)数学2の出題科目のうち「工業数理基礎」「簿記・会計」「情報関係基礎」の受験希望4)外国語の出題科目のうち「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」の受験希望5)試験の成績通知の希望有無がある。さらには、センター試験の受験教科・科目を決めるために志望校の指定する教科・科目を調べてチェックしておくことが大切だ。 最後に出願後に届く「確認はがき」をしっかりと確認すること。このはがきは出願が受理されたことを通知する意味に加え、登録された志願票に間違いがないかを確認する役割も持っている。訂正期間は非常に短く、またこれ以降の訂正・変更はできないのでしっかりと確認しておこう。 出願はとても緊張するものだが、ポイントを押さえておけば怖くはない。ガイドを参考にしっかりと準備しておこう。