厚生労働省は、若年者に向けた児童虐待予防のための広報・啓発の取組みとして、「学生によるオレンジリボン運動」を全国107の大学で実施すると発表した。 「学生によるオレンジリボン運動」は、近い将来親になる若者たちが「オレンジリボン運動」を行うことで、児童虐待問題への関心を高め、虐待の予防につなげていくことを目的に、昨年、全国7大学を対象に試行的に実施。学園祭等で児童虐待を防止するというメッセージが込められた「オレンジリボン」を来場者に配布したり、児童虐待防止に関する広報・啓発資料を作成するなどの取組みを行ってきた。 厚生労働省では、今年度から「学生によるオレンジリボン運動」を本格展開。実施校を全国107大学に拡大し、学園祭でのオレンジリボンの配布などを通じ、児童虐待予防のための広報・啓発に取り組んでいく。
