大阪大学は11月8日、サイエンスカフェ「高校生には分かるまい!物理学の最前線トポロジカル絶縁体」をアートエリアB1にて開催する。ゲストに大阪大学産業科学研究所 安藤陽一教授を迎える予定。定員は40名で、参加費は無料。 サイエンスカフェとは、喫茶店で友人同士が語り合うような気軽さで、科学をテーマに語り合おうという対話型のイベント。大阪大学の研究者をゲストに招き、専門家と一般人の間にある壁を取り除き、言葉の難しさが障害にならないように、「ファシリテーター」という仲介者がコミュニケーションを助けてくれる。 今回のテーマは「トポロジカル絶縁体」。これまで物質は電気を通す金属または半導体と、通さない絶縁体との2種類に分類されてきた。しかし、最近になってそのどちらにも属さない物質「トポロジカル絶縁体」が発見され、話題となっている。トポロジカル絶縁体は、中は電気を流さない絶縁体なのに、どこを切ってもその表面が必ず電気を通す金属になるという不思議な性質をもっている。 ゲストには、トポロジカル絶縁体の研究で世界的な第一人者である安藤陽一さんを招き、本タイトルを見て「何をっ!」と感じたガッツある高校生らとともに、この物質の謎を解明するという。 参加は無料で、事前申込みも不要。定員は40名となっている。◆サイエンスカフェ「高校生には分かるまい!物理学の最前線 トポロジカル絶縁体」日時:11月8日(金) 18:30~20:00(開場18:00)会場:アートエリアB1(大阪市北区中之島)参加費:無料事前申込:不要