科学技術振興機構、女子中高生理系進路選択支援プログラムの企画募集

 科学技術振興機構(JST)は、女子中高生を対象に理系進路選択支援プログラムを計画している。平成26年度政府予算が成立すれば、下記の内容で実施する予定だ。

教育・受験 その他
女子中高生理系進路選択支援プログラム 
  • 女子中高生理系進路選択支援プログラム 
  • プログラムの概要
 科学技術振興機構(JST)は、女子中高生を対象に理系進路選択支援プログラムを計画している。平成26年度政府予算が成立すれば、下記の内容で実施する予定だ。

 プログラムの目的は、指導的な立場となるような、優秀な自然科学系・理系の女性研究者を増やすこと、男女共同参画を推進することであり、これらの目的を達成しうるような企画に対して、資金面での支援を行う。

 支援金額は1企画あたり原則として150万円、複数機関の連携により、特に大きな相乗効果が期待できる場合には最大300万円程度まで、直接経費や一般管理費など、企画の遂行に必要とされる費用に対して援助する。採択件数は10件まで。

 今回の募集では、女子中高生の理系分野への興味・関心を喚起し、女子生徒やその保護者・教員の、理系進路選択への意識を高める目的のため、複数機関との連携や内部人材の有効活用、参加の呼びかけや成果発信等の広報活動などによって、高い費用対効果や、幅広い波及効果が望めるような企画が求められている。

 JSTでは、支援を受けて実施された企画に対して、終了後に意識調査や進路調査のアンケート調査を行うほか、本プログラムの関係者間における、情報交換や成果報告等のための連絡協議会を開く。また、JST職員が実施機関に対して実施状況調査を行う等によって、プログラムの推進、効果検証を行うとしている。

◆科学技術振興機構による、女子中高生の理系進路選択支援プログラム(平成26年度)
実施期間:平成26年4月1日~平成27年3月31日
応募期間:平成26年1月16日(水)正午~2月12日(水)正午
応募方法:募集Webにて、企画提案書をダウンロード。作成した企画提案書を、電子メールに添付し、提出先専用メールアドレスまで提出する。
<問合せ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 理数学習支援センター 連携学習担当
《稲本志保》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top