信大法科大学院、2015年度以降の学生募集を停止

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信州大学法科大学院(webサイト)
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 信州大学は2月12日、弁護士や検事など、法曹界への人材育成を目的に設置した法科大学院について、2015年度以降の学生募集を停止すると発表した。

 信大法科大学院は2005年4月、長野県弁護士会をはじめ、県議会、市民などの支援を受け、県下唯一の法科大学院として誕生。開設以降は地域の法的研究の拠点として、地域の法曹人材の養成に努めてきた。

 しかし、司法試験の合格率は伸び悩み、2015年度の合格者は5人で合格率は10%。全国平均を大きく下回る状況が続いていた。また、全国的な司法試験合格者数低下を受け、文部科学省が、法科大学院に対する補助金減額を含む制度改革を進めるなど、信大法科大学院を取り巻く環境は厳しいものとなっていた。

 信州大学では、全学的に改善に向けて検討を重ねてきたが、今後早急に法科大学院の状況が好転するのは非常に厳しいと自主的に判断。2015年度以降の学生募集を停止することを決定したという。

 今後については、2014年度入学生を含めたすべての学生が修了するまで法科大学院は存続し、全学をあげて学生への教育指導を行うほか、2014年度入学予定者についても、入学辞退を希望する学生に対しては誠意をもって対応するとしている。
《水野こずえ》

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