【高校野球】春のセンバツ2014、 龍谷大平安が32校の頂点に

 3月21日に開幕した第86回選抜高校野球大会、最終日となった4月2日は決勝戦が行われた。春のセンバツ2014の32校の頂点に立ったのは龍谷大平安だった。試合結果を振り返る。

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 3月21日に開幕した第86回選抜高校野球大会、最終日となった4月2日は決勝戦が行われた。春のセンバツ2014の32校の頂点に立ったのは龍谷大平安だった。試合結果を振り返る。

【第1試合】龍谷大平安(京都)6-2履正社(大阪)
 龍谷大平安は1番・徳本がライト線へ三塁打を放つと、2番・大谷がセンターに抜けるかという二塁適時内野安打で1点を先制。履正社先発・溝田が連続四球でピンチを招き、6番・常に押し出しの死球で2点目が入る。

 3回にも7番・石川が2死一二塁の場面でライト前へ適時打を放ち加点、持ち前の機動力を生かし履正社ナインに揺さぶりをかける。続く4回にもこの回の先頭打者8番・高橋(佑)が右中間を大きく破る三塁打を放つと、徳本がまたもや三遊間を破る適時打でここまでに4点をあげる。

 4対2で迎えた8回裏履正社の攻撃では、1死満塁と勝ち越しのランナーを背負った場面で龍谷大平安エース・中田がマウンドへ上がる。このピンチを「気持ちで投げた」という中田は三振とピッチャーゴロに打ち取った。

 9回表、龍谷大平安の攻撃では四球からのバントで1死二塁とすると、主将・河合の放ったライトへ向けて上がる球がスタンドへ吸い込まれ、止めの2点本塁打でキャプテンの意地を見せ6対2とし、センバツ初優勝を飾った。

 履正社は立ち上がりに苦戦してしまったものの、龍谷大平安から溝田・永谷で10奪三振と好投を見せた。終盤8回のチャンスをものにすることはできなかったが、粘り強い履正社の野球を見せてくれた。
《田邊良恵》

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