JAXAは、参加する国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクトでのプログレス補給船 55PがISSへのドッキングに成功したと発表した。この補給フライトは、ロシアのプログレスM-23M補給船(55P)を打ち上げ、国際宇宙ステーションISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう55機目のプログレス補給船になる。55Pは、バイコヌール時間2014年4月9日午後9時26分(日本時間2014年4月10日午前0時26分)にロシアのソユーズロケットにより、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、約6時間後の日本時間4月10日午前6時14分にISSへのドッキングに成功した。55Pフライトでは主に補給品として、飲料水、補給用推進剤、酸素をISSに運ぶともとに、積み荷として食糧(米国、ロシアの宇宙食)、長期滞在クルー用の衣服、衛生用品、家族からの手紙など、実験ペイロード、交換修理品、予備品などを運ぶ。