東京大学は、2014年度夏学期「高校生のための金曜特別講座」を5月23日に同大駒場Iキャンパスで開催する。演題は「超新星ニュートリノで探る大質量星の最後の姿」。参加は無料で、定員は200人。 今回、夏学期5回目の「金曜講座」。同大の教養学部と生産技術研究所が高校生を対象に開講し、教養学部教員が学問研究の面白さや重要さをわかりやすく解説する。進路について考えている高校1、2年生にはお勧めの講座という。 第5回の講師は、生産技術研究所の川越至桜氏。太陽の質量の10倍以上もある重い星は、進化の過程の最後に「超新星爆発」を起こす。爆発の際には大量のエネルギーが放出され、99%が「超新星ニュートリノ」として放出。今回は、超新星爆発の謎を解く手掛かりを持つとされる「超新星ニュートリノ」について紹介する。 講義は1回完結で、参加費や事前の申し込みは必要ない。当日、開始時間までに直接会場へ。ただし、先着200人まで。一般の人も参加可能。 第6回は5月30日に開催予定で、演題は、「ノーベル賞に輝いた『蛍光タンパク質』のその後」。◆2014年度夏学期「高校生のための金曜特別講座」(第5回)日時:5月23日(金)17:30~19:00会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール(目黒区駒場3-8-1)演題:「超新星ニュートリノで探る大質量星の最後の姿」定員:200人(先着)参加費:無料申込み:不要