京都大学工学部は7月27日、中・高校生を対象としたオープンセミナー「ひと・社会・工学 工学のいまを知る」を、吉田キャンパスにて開催する。参加費は無料だが、事前申込みが必要。 同セミナーは、中・高校生がさらに「工学」への興味を深め、今後の進路選択の一助となればとの思いから毎年開催しているもので、工学部の教授による専門分野の研究事例の紹介や解説を行う。ほかにも、進路や大学生活についての幅広い質問に教員が答える「質問会」を実施する。 受講内容は、工学研究科建築学の高田教授による「地域居住文化と省エネ住宅デザイン」、情報学研究科知能情報学の黒橋禎夫教授による「ことばと知識とコンピュータ」、工学研究科材料化学の平尾一之教授による「自然に学ぶナノテクノロジー」、工学研究科材料工学の松原英一郎教授による「リチウムイオン蓄電池反応解析の最前線」を予定している。 参加は、すべての講義に参加できることが条件で、メールまたはFAX、ホームページから申込みを受付けている。先着順のため、定員になり次第受付終了。なお、一般向けの「工学部公開講座」は7月26日に開催する。◆工学部オープンセミナー「ひと・社会・工学 工学のいまを知る」日時:7月27日(日)13:00~18:30会場:吉田キャンパス 総合研究3号館 共通155講義室(京都市左京区吉田本町)対象:中・高校生定員:150名(先着順)受講料:無料申込方法:メールまたはFAX、Webサイトにて申込締切:7月11日(金)※定員に達し次第、受付終了