文科省が「子ども・子育て支援新制度」について動画で解説

 文部科学省は平成27年4月からスタートする「子ども・子育て支援新制度」について、ホームページ上で動画による解説を行っている。新制度の概要や利用者負担など、わかりやすく紹介している。

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子ども・子育て支援新制度について解説
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 文部科学省は平成27年4月からスタートする「子ども・子育て支援新制度」について、動画による解説を行っている。新制度の概要や利用者負担など、わかりやすく紹介している。

 動画は、YouTubeの文部科学省チャンネルで公開。初等中等教育局幼児教育課の担当者が質問に答える形で進められている。新制度のスタートについては、質の高い教育・保育の総合的な提供、保育の量的な拡充、地域の子育て支援の充実を目的に、平成27年4月に実施する予定と回答している。

 新制度は市町村を中心に実施され、市町村が教育や保育の需要を把握し、5か年の計画を作り、需要を満たす供給体制を整えることが大きな柱になっている。保育だけでなく、幼児期の教育を含めた計画を作っていくことになるが、市町村にとっては幼児期の教育計画を立てるのは初めての制度改正になる。

 この仕組みでは子どもを持つ保護者が、居住する市町村から一定の認定を受けて幼稚園や認定こども園利用することになる。客観的な保護者の就労状況に応じて、1日標準4時間の教育時間を利用するか、8時間・11時間といった保育の時間を利用するか、1号、2号、3号といった認定を受ける仕組みになる。

 動画では、表を使って制度全体の説明や認定制度、幼保型連携認定こども園、幼稚園認定こども園、地域子ども・子育て支援事業なども紹介されている。



《田中志実》

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