宮沢りえが、宇宙物理学者と「美」を語る

 去る8月9日、資生堂花椿ホールにて『BinoBa Vo.1「hana-Bi」 宇宙と美のハナシ』が開催された。

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トークイベントに登場した、女優の宮沢りえ
  • トークイベントに登場した、女優の宮沢りえ
  • トークイベントの様子
  • トーク中の宮沢りえ
  • トーク中の宮沢りえ
  • 会場内では、トークショーの様子がプロジェクターで映しだされていた
  • 宇宙物理学者の佐治晴夫氏
  • 会場内の様子
 去る8月9日、資生堂花椿ホールにて『BinoBa Vo.1「hana-Bi」 宇宙と美のハナシ』が開催された。

 同イベントは、資生堂のコーポレートメッセージである「一瞬も 一生も 美しく」をテーマに、“美”を愛する個性豊かなゲストたちが語り合うトークショー。

 第1回目のゲストは、女優の宮沢りえと宇宙物理学者の佐治晴夫氏。二人は、多くの謎に包まれた「宇宙」を軸に、「美」や「女性」について、言葉や音、写真などでお互いの想いを伝えあった。

 宇宙物理学者の佐治氏は、宇宙空間にある水素が、ヘリウムや炭素、酸素に姿を変えて星が生まれたことを説明したあと、「私たちの命のもとになっているアミノ酸は、水素や炭素、窒素、酸素などからできていますので、私たちの身体も、もとは星から生まれたと言えるのです」といい、星と生命の関係性を紹介。

 また、佐治氏は、あらかじめ用意していた「宇宙の音」を会場内で流したり、自身が演奏するピアノ曲をBGMに、佐治氏のアトリエがある北海道の夜空の写真を公開するなど、宇宙や星空の美しさを、音や写真で伝えながら、「相反するものが、バランスを取って調和しているところに魅力があり、それが“美”だと思います」と話していた。

 一方、宮沢は、ファッションモデルの山口小夜子の美しさに憧れてモデル業界を選んだことや、印象に残っている出演作のほか、娘とのやり取りで気づいたことなどを話し、リラックスしたムードでトークを展開。

 また、宮沢は、「これまでの人生で経験した痛みや辛さがエッセンスになって、自分につながっていると思う」と自身について話したり、「10代の子たちが出演している映画を観ると、その瞬間にしか持てない思春期のいらだちや美しさに心を打たれます」と、役者の目線で感じることを言葉にしたあと、凛としたまなざしで「信じるものがあると強くなれる気がする」と語っていたのが印象的だった。

 なお、「BinoBa」のサイトにて、次回のイベント内容が告知される予定になっており、現在は、過去イベントのレポートなどをチェックできる。

宮沢りえが、宇宙物理学者と「美」を語り合うトークショーが開催

《ダイエットクラブ編集部》

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