佐賀県、中1ギャップ解消に29校が小規模学級やティームティーチング導入

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平成26年度「中1選択制」実施校(一部)
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 佐賀県は、平成26年度の中学1年生における選択制の実施状況について2月24日公開した。5年前から「中1ギャップ」を解消し、生徒指導の充実を図るために35人以下学級やティームティーチング(TT)を整備しているが、今年度は29校が選択対象校となった。

 同県は平成21年度から「中1選択制」を導入。中学生になり、学校生活や学習環境の変化から学習面でつまづいたり、不登校になるなど「中1ギャップ」と言われる傾向を軽減し、学力向上につなげるために毎年実施している。

 選択制の対象は、第1学年に36人以上の学級があり、かつ3学級以上の学校。35人以下の「小規模学級」、または複数の先生が指導する「TT」のどちらかを選択できる。導入した平成21年度の対象校は22校で、うち7校が小規模学級、15校が「TT」による指導を選択した。平成22年度からは対象となる学校の基準を見直し、拡大している。

 平成26年度の対象校は前年度から3校増えて29校。そのうち11校が小規模学級、18校が「TT」指導を選択した。5年以上連続して対象校になっているのは佐賀市の城南中学校、唐津市の浜玉中学校、鹿島市の西部中学校の3校。

 1月と2月には選択制実施校を保護者や学校関係者、学校評議員が授業参観や意見交換を行う「スクールミーティング」を実施。保護者からは「落ち着いた学習態度を確立するためにTT指導は効果的」、学校関係者からは「TT指導で生徒の授業に対する反応がわかるようになった」など、肯定的な意見がホームページで紹介されている。
《田中志実》

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