医師自身の花粉症治療は2月から、対策はマスクと空気清浄器

 メドピアは、医師を対象にした「医師自身の花粉症対策」についてのアンケート結果をまとめた。花粉症の治療は2月から始める医師が3割ともっとも多く、日常の対策としては「マスク」と回答した医師は4割ともっとも多かった。

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いつ頃から花粉症の治療を始めるか
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 医師専門サイトを運営するメドピアは、会員医師を対象にした「医師自身の花粉症対策」についてのアンケート結果をまとめた。花粉症の治療は2月から始める医師が3割ともっとも多く、日常の対策としては「マスク」と回答した医師は半数近くいた。

 調査は2月13日~19日、会員登録する医師約3,900人を対象に、「いつ頃から花粉症の治療を始めるか」「家庭や職場でもっとも重要視している花粉除去対策は何か」「自身の花粉症に対し、どのような治療をしているか?あるいは花粉症の家族にどのような治療を勧めるか」の3つの質問を実施した。

 花粉症の治療開始時期については、「2月」と回答した医師がもっとも多く35.7%。次いで「何もしない」が25.0%、「3月」が16.5%となった。2月から治療すると回答した医師は「花粉飛散の2週間前で十分」「2月から抗ヒスタミン薬を飲み始める」といったコメントが挙げられた。

 重要視している花粉除去対策は、「マスク」が41.2%でもっとも多く、次いで「空気清浄器」16.2%、「洗濯物を外干ししない」7.3%と続いた。マスクについては、「かなりの量の花粉を防ぐことができる」「物理的なシャットアウトなので実効性がある」。空気清浄器については、「極めて有効性が高く、また安全性が高い、副作用が少ない。経済効率がよく、高齢者にも安全性が高く、併用薬にも問題は少ない」というお勧めポイントも書かれている。

 自身や家族の花粉症の治療法は、7割以上が「薬物療法」と回答し、1割は「治療は何もしない」と答えている。具体的な薬物療法は抗ヒスタミン薬を含む「ケミカルメディエーター受容体拮抗薬」を服用している医師が5割を超えることが明らかになった。
《田中志実》

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