中央大学は5月12日、平成27年度入試において、合否判定にかかる処理のミスが判明したことを公表。再度合否判定を行った結果、受験者1人を新たに合格者とした。 ミスがあったのは、理工学部一般入試・精密機械工学科「外国語(英語)」。ミスが判明したのは4月24日、平成28年度入試に向けて統計資料を作成中だった。マークシート方式解答用紙の処理に誤りがあったことがわかり、改めて合否判定を実施。その結果、合格最低点を上回った1人を、新たに合格者としたという。 同大では、チェック体制に問題があったとして、今後、処理手順の遵守を確認する。また、システム上の検証を付加するなど、チェック体制の強化を図っていくという。 平成27年度一般入試では、理工学部全体の募集人員465人に対して、志願者数は10,427人。精密機械工学科は募集人員65人に対して、志願者数1,870人、倍率は4.5倍だった。