道交法改正、自転車の信号無視など6/1より罰則強化

 6月1日からの改正道路交通法の施行に伴い、自転車運転中に信号無視や酒気帯びなどの危険な違法行為をして2回以上摘発されると、自転車運転者講習を受けることになる。従わなかった場合は5万円以下の罰金が科せられる。

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6月1日からの改正道路交通法の施行
  • 6月1日からの改正道路交通法の施行
  • 講習の対象となる危険行為
  • 改正のポイント
 6月1日からの改正道路交通法の施行に伴い、自転車運転中に信号無視や酒気帯びなどの危険な違法行為をして2回以上摘発されると、自転車運転者講習を受けることになる。従わなかった場合は5万円以下の罰金が科せられる。

 自転車運転者講習の対象となる危険行為は、信号無視や遮断踏切立入り、指定場所一時不停止、歩道通行時の通行方法違反、ブレーキ不良自転車運転、酒酔い運転など。危険行為を3年以内に2回以上繰り返した自転車運転者に対し、都道府県公安委員会が講習の受講を命じる。

 危険行為を繰り返した自転車運転者は、公安委員会の命令を受けてから3か月以内の指定された期間内に講習を受けなければならない。受講命令に従わなかった場合は、5万円以下の罰金が科せられる。

 なお、自転車運転者講習の受講時間は3時間、講習手数料は5,700円(標準額)となっている。
《工藤めぐみ》

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