平成27年度第1回高卒認定の出願状況、前年比微増に転じる

 文部科学省は7月23日、平成27年度第1回高等学校卒業程度認定試験の出願状況を発表した。出願者数は13,605人で、平成26年度第1回と比べて6人(0.04%)増となった。試験は8月4日と5日の2日間、全国の都道府県において実施される。

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平成27年度第1回出願状況
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 文部科学省は7月23日、平成27年度第1回高等学校卒業程度認定試験の出願状況を発表した。出願者数は13,605人で、平成26年度第1回と比べて6人(0.04%)増となった。試験は8月4日と5日の2日間、全国の都道府県において実施される。

 高等学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で高校を卒業できなかった者などの学習成果を適切に評価し、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験。平成16年度まで大検(大学入学資格検定)と呼ばれていたもので、合格者には大学・短大・専門学校の受験資格が与えられる。

 平成27年度第1回試験の出願者は対前年度比6人増の13,605人。最終学歴別にみると、「中学校卒業」13.8%、「高校中退」51.6%、「全日制高校在学」8.2%、「定時制・通信制高校在学」20.4%、「高専中退」1.3%、「その他」4.8%。中学校卒業と全日制高校在学の出願者が対前年比で60人以上増加した。

 また、都道府県別出願状況では、東京、神奈川、愛知、宮城、福岡などの都市圏で対前年比30人以上増加した。文部科学省のホームページでは、各都道府県別出願状況の詳細を掲載している。
《畑山望》

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